2010年 02月 12日
ネッシーの謎 |
何気なしに、古本のサイトなんか見てたら……。
この2冊の、まぁ高価なこと!
左の『ネス湖の怪獣』 ティム・ディンスデール著、南山宏訳 は、12,000円。
右の『ネッシーの謎』 ニコラス・ウィッチェル著、中山善之訳 は、21,000円。
『ネス湖の怪獣』の、初版本は、な~んと 29,800円!
んで、私の持ってるその本は、初版本なんですわ。昭和48年。
うはは…。
売るとすりゃあ、〆て50,800円。
わーい、すげー金持ちだー\(^o^)/
(…アホか)
まあねぇ…こういうものは、本当にごくごく限られたファンが買うものだから、絶版になりゃたちまち高い値がつくのは判りきってる。
しかも、すぐ絶版になるのよ、こういうものは。
いわずと知れた、ネス湖にお住まいの皆様(多分、一頭だけじゃないだろうから)の話なんですがね。
このディンスデールのは、名著です。
情熱の書とでも呼びたいぐらい、素晴らしいものです。
最近、ニセモノと判った『外科医の写真』(本当は産婦人科医)に魅了されて、ネッシー研究を始めたディンスデール。
確かに彼の言うとおり、この写真の「怪獣」は、優美で、どこかもの思わしげで、一度見たら忘れられない強烈な印象です。
私は、たとえこれがニセモノだったとしても、これに似たヤツが本当にネス湖に棲んでるんじゃないかと、ま、期待してるわけなんですがね。
ウィッチェルの『ネッシーの謎』のほうは、訳がひどすぎて読むに耐えない。
達者な南山宏と比較しちゃ可哀想だけど、それにしても水準を遥か下回る、えらく下手な翻訳でね。
きっと、安い翻訳料だったんだろう(笑)。
しかも、最後の最後で、読者をガックリさせてくれるんですよ、この本は。
ロバート・ラインズのチームが撮った(とされている)、ネッシーの頭と首の写真、その写真の話だけがあって、肝心の図版がないの。
写真がついてないんですよ。
何か、版権でもあるのかもしれないけど、そりゃないだろ!という酷さ。
無論、あとで何枚もその写真は他の本に載ったんだけどね。
でも、それが文字で書いてあったら、写真も見られるものと思うのが普通でしょ。
てなわけで、この本は、21,000円の値打ちなんか全然ないです。
1976年に買った時、600円だった。
それでも高いんじゃない?という本だね。
『ネス湖の怪獣』のほうは、勿論、何万でもよろし。
この2冊の、まぁ高価なこと!
左の『ネス湖の怪獣』 ティム・ディンスデール著、南山宏訳 は、12,000円。
右の『ネッシーの謎』 ニコラス・ウィッチェル著、中山善之訳 は、21,000円。
『ネス湖の怪獣』の、初版本は、な~んと 29,800円!
んで、私の持ってるその本は、初版本なんですわ。昭和48年。
うはは…。
売るとすりゃあ、〆て50,800円。
わーい、すげー金持ちだー\(^o^)/
(…アホか)
まあねぇ…こういうものは、本当にごくごく限られたファンが買うものだから、絶版になりゃたちまち高い値がつくのは判りきってる。
しかも、すぐ絶版になるのよ、こういうものは。
いわずと知れた、ネス湖にお住まいの皆様(多分、一頭だけじゃないだろうから)の話なんですがね。
このディンスデールのは、名著です。
情熱の書とでも呼びたいぐらい、素晴らしいものです。
最近、ニセモノと判った『外科医の写真』(本当は産婦人科医)に魅了されて、ネッシー研究を始めたディンスデール。
確かに彼の言うとおり、この写真の「怪獣」は、優美で、どこかもの思わしげで、一度見たら忘れられない強烈な印象です。
私は、たとえこれがニセモノだったとしても、これに似たヤツが本当にネス湖に棲んでるんじゃないかと、ま、期待してるわけなんですがね。
ウィッチェルの『ネッシーの謎』のほうは、訳がひどすぎて読むに耐えない。
達者な南山宏と比較しちゃ可哀想だけど、それにしても水準を遥か下回る、えらく下手な翻訳でね。
きっと、安い翻訳料だったんだろう(笑)。
しかも、最後の最後で、読者をガックリさせてくれるんですよ、この本は。
ロバート・ラインズのチームが撮った(とされている)、ネッシーの頭と首の写真、その写真の話だけがあって、肝心の図版がないの。
写真がついてないんですよ。
何か、版権でもあるのかもしれないけど、そりゃないだろ!という酷さ。
無論、あとで何枚もその写真は他の本に載ったんだけどね。
でも、それが文字で書いてあったら、写真も見られるものと思うのが普通でしょ。
てなわけで、この本は、21,000円の値打ちなんか全然ないです。
1976年に買った時、600円だった。
それでも高いんじゃない?という本だね。
『ネス湖の怪獣』のほうは、勿論、何万でもよろし。
by robbie-the-great
| 2010-02-12 19:29